当店でも人気のホームコンポスト!
ご家庭で気軽に始められるエコ活動として、年々人気の高まっている商品です。
近年では、各市町村で生ごみ処理機の補助金制度が整えられるなど、
エコの第一歩として踏み出しやすいアイテムになりました。
ホームコンポストをこれから始めてみたい!という方のために、
今回は家庭用バケツ式コンポストの使い方を、準備物から実施手順までまとめてご紹介します。
「早速買ってみたけど、ここからどうしたらいいの?」
「購入したいと思うけど、そもそも始め方が分からない…」
今までコンポストという存在を知らなかった方も、
まずはこの記事を読んで、興味を持ってみてください。
みなさまのエコ活動の一歩のお力になれれば幸いです!
※虫・臭い・カビなどのトラブル時の対処法はコンポストのよくある質問とトラブル対処法もあわせてご参照ください。
mana.のホームコンポスト
消臭フィルター付き・ステンレス製のバケツ式コンポスト。S/M/L(¥4,180〜)からお選びいただけます。
コンポストを始める前に知っておきたい3つのこと
① 設置場所
室内ならキッチン横や玄関収納、屋外ならベランダや軒下が定番です。直射日光と雨を避けられる風通しの良い場所がベスト。マンションのベランダでも問題なく使えます。
② 臭い対策
活性炭フィルター付きの容器を選び、適切な水分量(土を握って2〜3個に割れる固さ)を維持すれば、ほぼ無臭で運用できます。生ごみは投入前に水気を切るのが鉄則です。
③ 継続のコツ
「毎日かき混ぜ」を完璧にやろうとすると挫折します。最低週1回かき混ぜれば堆肥はできるので、ハードルは低めに設定しましょう。家族で当番制にする方も多いです。
1.コンポストとは?
コンポストとは、「堆肥(compost)」や「堆肥をつくる容器(composter)」のことを指します。
生ごみや落ち葉、汚水などの有機物を、微生物の働きによって分解・発酵させ、堆肥にする仕組みです。
堆肥になっていく様子はこの3ステップです。
1.有機物を1ヵ所に集める
2.微生物が有機物を分解する
3.堆肥ができる
実際に分解を行うのは微生物であるため、
人間は新しい有機物を入れてあげたり、
混ぜて新鮮な空気を取り込んであげるのが大きな役割となります。
2.コンポストに必要なもの(準備物)
今回ご紹介するのは、バケツ式コンポストの使い方です。
コンポスト容器のサイズに応じて少ない量から始められるので、
初心者の方や、マンションなどにお住まいの方にもおすすめです。
準備物:基材※、生ごみ、コンポスト容器、スコップ、新聞紙
コンポストの発酵を促すために、
「生ごみとともに投入する何かしらの資材・材料」のことを指します。
基材の主な役割は、水分量のコントロールや空気を含ませることです。
ホームセンターなどで購入できますが、自作することもできます。
自作する場合の身近な例として、
腐葉土や黒土に発酵剤(米ぬかや発酵促進剤)を加えたものがあります。
(腐葉土と発酵促進剤の比率は、どの発酵促進剤を使うかによって異なるため、
発酵促進剤のパッケージをよく確認してください。)
他にもピートモスやもみ殻くん炭など、さまざまな資材があります。
とりあえずお試しでやってみたい!という方は、
庭の土に米ぬかを加えた基材などを利用してみてください。
やりたいときにすぐ始められて初期投資が少なくて済むのも、うれしいポイントです!
当店にもコンポスト容器のお取扱いがございます。
替えの消臭フィルターも販売しておりますので、ぜひご覧ください!
ご家庭用のコンポスト商品
3.コンポストのやり方(Step.1〜5)
ここからは実際のやり方を、5つのステップで説明していきます。

Step.1:バケツの底に新聞紙を敷く
バケツの底に新聞紙を敷きます。(生ごみから発生した余分な水分を吸収してくれます。)
Step.2:生ごみを細かくして基材に混ぜる
新鮮な生ごみを500円玉サイズに細かくして、しっかり水気を切るか、1日乾燥させます。
その後、生ごみをコンポスト容器に入れ、 基材とよくかき混ぜます。
(黒土10:米ぬか1:生ごみ1 を目安にすると簡単!)
Step.3:投入を繰り返し、2〜3ヵ月で停止
Step.2(生ごみを追加する手順)を繰り返します。
生ごみを入れ始めて2〜3ヵ月経ったら、生ごみを追加するのをやめます。
(毎日かき混ぜるのが理想的ですが、最低でも週1回はかき混ぜてください。)
Step.4:1〜2ヵ月かけて熟成させる
引き続き、毎日~週1回を目安にかき混ぜ、 1~2ヵ月かけて熟成させていきます。
かき混ぜる際に、週1回程度、適度な水分量になるように水をいれましょう。
(水分量の目安は、土を握った時に団子状になり、
2〜3個に割れるくらいの固さが良いと言われています)
Step.5:温度上昇が止まったら堆肥の完成
生ごみの形が見えなくなるまで発酵が進み、
水を加えても温度の上昇※がなければ、堆肥の完成です!
できあがった堆肥は土に混ぜてご使用ください。
(夏は1カ月、冬は2カ月程かかるとされています。)
※熟成が進行中の場合、水分を入れると、コンポスト内の温度が20℃~40℃程度まで上昇します。
4.コンポストに入れていいもの・だめなもの
「生ごみ」といっても、コンポストには入れていいものとだめなものがあります。
基本的には、ごはんや小麦製品・野菜の切れ端などを入れていくのがおすすめです。

基材との割合や、コンポスト内の湿度によって分解速度が変わってくるため、
迷った場合は少しずつ投入していくのがポイントです。
入れていいものであっても、分量を守り、適切なタイミングで投入しましょう。
生ごみを多く入れすぎると、分解が間に合わず、
腐ってしまう可能性があります。
また、生肉や生魚は特に虫が発生しやすいので、
気になる方は予め投入しないことをお勧めします。
5.メリット・デメリット
コンポストを始める前に、メリット・デメリットを理解しておくのは重要なことです。
良さと難点をどちらも踏まえた上で、
もし続けられそうであればぜひチャレンジしてみてください!
なお、初期費用は自治体の補助金制度で軽減できる場合があります。お住まいの地域の制度もあわせてご確認ください。

- 堆肥を自作することでガーデニングなどにかかるコストを抑えられる
- 生ごみを捨てる手間がなくなる
- 初期費用を抑えて少量から堆肥を作ることができる
- ごみを再利用することでエコにつながる
コンポストのメリットといえば、
一番はやはり栄養満点の堆肥を自作できること!
ガーデニングや家庭菜園などを
やっている方々にとってはすごく助かりますね。
他にも、毎日出る生ごみの処理方法に悩むことがなくなったり、
お子さんと始めるエコ活動の一種にもぴったりです。
- 堆肥になるまで時間がかかる
- 定期的に土をかき混ぜないと悪臭がしてしまう
- 微生物が分解できない生ごみは容器に入れられない
原料に生ごみを使用するため、
悪臭とは切っても切れない関係となってきます。
そのため、事前にどれだけ予防できるかが大事な部分です。
消臭フィルターは時間が経つと効果が薄れてきてしまうため、
定期的に取り替えたり、投入する生ごみの種類や量を、
堆肥の状態に合わせて調節することがポイントです。
始めてから3~5ヵ月ほどかかることと、
定期的に土をかき混ぜる必要があるため、
ルーティンワークとして取り入れることができたり、
長期的に続けられる方に向いているといえます。
6.よくあるトラブルと対処法の概要
始めてみて遭遇しやすいトラブルは大きく3つ。「虫が湧く」「臭いが出る」「白カビが生える」です。それぞれ簡単に対処法を押さえておきましょう。
虫が湧いてしまったとき
生肉・生魚・乳製品を入れていないか、水分が多すぎないかを確認し、しばらく投入を控えて様子を見ます。表面を新聞紙で覆うのも効果的です。
臭いが気になるとき
多くは「水分過多」が原因。新聞紙や乾燥した基材を追加して水分を調整します。活性炭フィルターの寿命(目安2〜3ヶ月)もチェックしてください。
白カビが見えるとき
白カビは発酵が順調に進んでいるサインで、基本的に問題ありません。逆に黒・青のカビが広範囲に出た場合は水分過多と通気不足のため、かき混ぜと基材追加で立て直します。
より詳しい対処法はコンポストのよくある質問とトラブル対処法(虫・臭い・カビ対策のQ&A一覧)で解説しています。

いかがでしたでしょうか?
みなさんのエコ活動の足掛かりとなれば幸いです。
実際に使い始めてから気になる疑問はコンポストのよくある質問とトラブル対処法でまとめて解説しています。
購入を検討中の方は、お住まいの自治体の補助金制度もご確認ください。
コンポストを始める、と聞くと大掛かりな印象があるかもしれませんが、
「手軽に揃えることができる材料」で「生ごみを切って入れて混ぜる」
これだけで簡単に始められます!
まずは自分にできることからコツコツと。
ひとりひとりが地道に続けていくことが、持続可能な社会の実現にかかわってきます。
